秋刀魚の生態や生息地について

サンマの生態:生息域その他

サンマの生態に関する情報をまとめています。

 

 

外見的特徴

全長30cmほどの大きさで、細長い体、尖ったくちばしをしています。体色は暗褐色の背部、銀白色の腹部と、「秋刀魚」という名前のとおりまさに刀のような様相です。

 

生息分布

日本近海~アメリカ大陸沿岸の北太平洋広くに分布しています。季節により大規模な回遊を行う魚として知られますが、厳密な回遊経路はいまだ解明されていません。

 

活動範囲

10℃~20℃の水温域で活発に活動します。成魚は水深10~20m程度の表層、仔魚は水深20cm程度の所を群を成して泳いでいます。

 

天敵に追われている時は、水面から飛び出しトビウオのように半空中移動で逃げる時もあります。

 

産卵

産卵時期は海域によって異なります。秋刀魚の産卵に関しては時期・産卵数・時間帯など全体的に解明が不十分です。詳しくは下記でまとめています。

 

※関連記事:サンマの産卵事情

 

習性

サンマは光に集まる習性のある(走光性)魚です。サンマ漁においてはこの習性を利用し、夜間に灯火で魚を集める「集魚灯」漁法が行われています。

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