鮭って白身魚?赤身魚?

鮭って白身魚?赤身魚?

鮭の身は赤色ですね。

 

だから即答で鮭は赤身魚である!と言いたいところですが、実は鮭は白身の魚に分類されているのです。

 

不思議ですね…赤いのに。

 

鮭が白身魚な理由

勘違いされがちですが、白身魚・赤身魚というのは身の色で決められているわけではありません。赤や白というのは身の色ではなく、筋肉中の血色素のミオグロビンの含有量により「赤身」「白身」に区分されているのです。

 

◆白身魚の筋肉
白身魚の白い筋肉は「速筋」と呼ばれ、瞬発力に優れます。タイやヒラメなど近海に住んでいる魚に多くいる傾向にあります。鮭は川をのぼるために瞬発力を必要とします。だから速筋を持つ白身魚というわけです。

 

◆赤身魚の筋肉
一方、赤身魚の赤い筋肉は「遅筋」と呼ばれ持久力に優れます。マグロやカツオなど主に遠海に住み、長距離を回遊する魚に多くいます。

 

鮭はなぜ赤色しているの?

鮭の身が赤色なのは、エビやカニにも含まれる赤色色素のアスタキサンチンが含まれているためです。

 

鮭は「藻」を主食とするオキアミなどの動物性プランクトンを食べています。

 

この「藻」に含まれる色素成分が赤色の「ヘマトコッカス」と言われるもので、この成分が「アスタキサンチン」の元になっているのです。

 

鮭の卵であるイクラも鮮やかな赤色をしていますが、これもアスタキサンチンの色素によるものです。

 

アスタキサンチンは美容に良い?

鮭に豊富な「アスタキサンチン」は強い抗酸化作用を持ち、シミ・シワ予防に良いといわれています。

 

なんとビタミンEの約500~1,000倍の抗酸化作用があるそうで、化粧品の成分としても利用され、商品化されています。

 

このような美容効果以外にも、眼精疲労、筋肉疲労などの効果もあるとされる、優れものの成分なのです。


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