鮭に豊富なアスタキサンチンの効果/含有量/加熱の影響など

鮭に豊富なアスタキサンチンの効果/含有量/加熱の影響など

鮭にはアスタキサンチンと呼ばれる成分が豊富に含まれています。アスタキサンチンは、カロテノイドと呼ばれる、自然界に広く存在する天然の色素の一種で、赤や橙色をしています。

 

実は鮭は白身魚に分類されるのですが、アスタキサンチンを筋肉中に溜め込んでいる為、あのような”サーモンピンク”の色合いになっているのです。アスタキサンチンは鮭の他、エビやカニなど様々な水棲動物にも含まれています。

 

アスタキサンチンの効果

このアスタキサンチンは、ビタミンCの6000倍とも言われる強い抗酸化作用を持ち、血中の悪玉コレステロール値を下げる働きや、動脈硬化・糖尿病・シミやシワなどの予防改善効果が期待されています。

 

アスタキサンチンの推奨摂取量と食品ごとの含有量

アスタキサンチンの推奨摂取量は6mg/日と推定され、それを摂取するための食品量の目安は次のように算出されるとのことです。

 


アスタキサンチン推奨摂取量(6 mg/日)を食品でとるときの目安

  • 紅鮭(1切 80g) 2.4切
  • キングサーモン(1切 80g) 5切
  • イクラ(大さじ1杯 25g) 30杯
  • 車エビ(大1尾 70g) 30尾
  • 毛ガニ(1杯 500g) 1.8杯
  • オキアミ 30g

食品分析開発センターSUNATEC『海洋性カロテノイドの健康機能』より引用】

 

加熱の影響

アスタキサンチンは、加熱すると鮮やかな赤い色になるという特徴があります。

 

例えば、エビやカニにも含まれるアスタキサンチンは、生きているときはタンパク質と結合してくすんだ色をしています。それが、加熱されるとアスタキサンチンがタンパク質と分離して、本来の鮮やかな赤い色になるのです。

 

ただ加熱の影響による効果消失などの心配はいらないようで、以下の資料によると

 

100℃及び80℃,1時間の加熱に対しては含量低下は見られず,通常の食品加工温度に対して安定…
アスタキサンチン-20の熱安定性-オリザ油化株式会社-より引用】

 

だそうなので、焼き鮭やフライにしたとしても、アスタキサンチンの恩恵を受けることができるでしょう。


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