カツオのなまり節とは?食べ方は?

カツオのなまり節とは?食べ方は?

皆さんは、「カツオのなまり節」と呼ばれるものがあるのをご存知ですか?ご存知ない方のために、ここでは、カツオのなまり節とその食べ方をご紹介します。

 

 

カツオのなまり節とは

カツオのなまり節とは、蒸したり茹でたりしてカツオに熱を通し、傷みにくくしたもののことを言います。

 

漢字では「生利節」と書き、生節(なまぶし)と呼ばれることもあります。

 

名前からすると鰹節の一種のようにも思えますが、製造工程が異なります。

 

江戸琳派の画家で俳諧にも通じていた酒井抱一(さかいほういつ。1761~1829年)は、「二日目は矢次早なり初なまり」という、なまり節を題材とした俳句を詠んでおり

 

今でもなまり節は、初鰹と並び、俳句の夏の季語になっています。

 

食べ方の例

あっさりしていますが、カツオの本来の風味も味わえ、いろいろなメニューに活用できます。以下、食べ方の例をいくつか簡単にご紹介します。

 

  • 市販品などで味が付いているものは、スライスしてそのまま
  • 表面を少し火で炙って、大根おろしを添え、ポン酢をかけて
  • カツオのたたきと同様、食べやすい厚さに切ったものに、スライスしたニンニク等の薬味を乗せ、ポン酢醤油をかけて
  • スライスまたは身をほぐし、スライスした玉ねぎと混ぜ合わせて、マヨネーズと醤油をかけて
  • 一口サイズに切り、パン粉をつけて揚げて、ひと口カツに
  • ほぐした身を胡瓜などと一緒に酢で和えて
  • 細かく切って、チャーハンの具に

 

この他にも、ツナフレークと似た使い方など、幅広く料理に活用できますので、いろいろなメニューで使ってみてください。

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