カレイの生態的特徴まとめ

カレイの生態的特徴まとめ

季節を問わずお店で見かけるカレイ。昔から日本の食卓の主役となることの多い歴史ある魚です。しかしそんな見慣れた魚でも、詳しい生態についてはよく知らないという人も多いでしょう。

 

形態

平べったい体と、右側にある二つの目が特徴的ですね。この形態は、海底の砂や泥の中に潜み、獲物を待ち伏せるのに適しています。その為常に目のある側を上にし生活しています。長い背びれと尻びれも特徴的です。

 

体色

全体黒褐色で、目のない側は白色をしています。体表面には斑点状の色素があります。生息する場所によって色素の色を変化させ背景に溶け込むことができます。

 

産卵

冬になると浅瀬まで泳いで移動し、1度に20~30万個もの卵を産みます。卵は地面の上に産み付け、そこにオスが精子をかけることで受精します。

 

稚魚

カレイも卵から孵化した後10日ほどは、他の魚と同様に目の位置は左右にあります。この期間だけ他の魚と同じように、背びれを上にした状態で泳ぎます。成長するにつれ、目の位置が片側にずれていき、斑点状の色素も目のある面に移動します。生後40日ほどで、目のついた側を上にし、白い側を海底に向けて生息するようになります。

 

生息域

国内では北海道から九州まで広く生息しています。日本近海ではマガレイ、マコガレイ、ナメタガレイ、ホシガレイ等が漁獲されています。浅い海から水深 が1000メートル の深海まで生息域もとても広い魚です。


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