フグの寿命/年齢の判別/年齢別漁獲割合など

フグの寿命/年齢の判別/年齢別漁獲割合など

種にもよりますが、代表的なトラフグの場合、平均的な寿命は10年程度と言われています。

 

魚の中ではわりと長命なほうだと思います。

 

魚の中には産卵後にすぐに死んでしまう種も多いのですが、トラフグは産卵後も生き続け、翌年も産卵を行うことができます。

 

フグの年齢の判別方法

トラフグの年齢は体長でおおよその目安がつきます。水産庁の資料より引用します。

 

  • 0歳 14cm、0.1kg
  • 1歳 28cm、0.5kg
  • 2歳 40cm、1.3kg 雄成熟
  • 3歳 46cm、2.0kg 雌成熟
  • 4歳 50cm、2.5kg
  • 5歳 52cm、2.8kg

 

トラフグの分布・生態・成長・漁獲 について(1-2.トラフグの成長について)-水産庁-より

 

ただトラフグは大きくて70cm程度にしかなりませんので、5歳以上の個体については大きさのみから年齢を判別するのは難しいようです。

 

トラフグの年齢別漁獲割合

漁獲されるフグの7割近くは0~1歳の未成魚のようです。(水産庁は40cm未満を未成魚、40cm以上を成魚として扱っています。)

 

またトラフグの年齢別漁獲割合としては以下の通りです。

 

  • 0歳魚47.5%
  • 1歳魚23.8%
  • 2歳魚13.5%
  • 3歳魚7.6%
  • 4歳魚7.6%

 

参考資料:トラフグの分布・生態・成長・漁獲 について (1-4.トラフグの年齢別漁獲状況について)- 水産庁-より

 

大きく成長し成熟した個体よりも、まだ成長途上の未成魚のほうが需要があるのです。

 

小さいフグのが需要がある理由

小さいトラフグの方が漁獲量が多いのは、別に大きいトラフグは味が大味で不味いとかそういう話ではなく、あくまで需要を考慮した上での結果なのだそうです。

 

大きいトラフグは仕入れが高値になり、そうなるとお客さんにも必然的に高値で提供せざるを得ません。

 

フグがあまりに雲の上の存在になると料理文化自体が廃れかねないので、比較的安く仕入れられる未成魚のほうが需要があるという話です。


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